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青森県の鉄道の映像や写真を中心に、鉄道の話題を提供しております!
山からは、雪の便りも聞こえ始め
街から見える八甲田や岩木山も雪化粧を始めました。
間も無く、各地で冬季閉鎖も始まり季節は冬を迎えます。
今年も、行けなくなる前にもう一度と、天候の合間を縫って再訪してきました。

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前回探訪時は、雪解け直後だったので、まだ危険の看板は有りませんでした
獣道を進み、沢に掛かる小橋へと到達。

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・・・天板が外れてパイプだけになってしまっています。
対岸へと渡り、川沿いの道を進み、最後のつり橋を目指して・・・
この川沿いの道も、荒廃が進んでいるように見えました。

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そして、見えてきたつり橋・・・
前回は、渡るのを断念して引き返したのですが、今回は渡河にチャレンジ。

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尚、つり橋は既に崩落状態に有り、非常に危険です。
いつ、落ちても不思議ではない状況かつ、非常に滑ります
落下・負傷・最悪の場合死亡する場合があります。
多大なリスクがあり、それを承知で望んでいます。

落下・負傷しても個人の責任です。

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右側ルートから、慎重に渡り渡河成功。
先駆者様が居たからこそ、今回はチャレンジに望めました・・・

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パイプが折れたのではなく、メインの柱が逝ってます。
この冬が終わったとき、この橋は残っていないかもしれません・・・

そして、二階部分が崩落して、無残な姿を晒している山田館
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あちこちに、崩落してきた建材が散乱しており、釘などの踏み抜きの危険が潜んでいます・・・
中にあった、訪問ノートは何とか残っていました。
そして、メインの湯っこ(笑)
お掃除道具が増えています。

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今回は、天候との勝負で時間も余り無かったので足湯程度に・・・
そして、奥にある山田館本館を目指します。
春には到達すら出来ず、つり橋の状況から見ても建物がどうなってるのか気になっていました。
ガサガサと藪を掻き分けていくと、見えてきた小さな小屋。
確か、厠小屋だったはずです(笑)

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そして、見えてきた本館は・・・

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oh・・・予想はしてましたが、ショッキングな光景です。
前回(前々回)は、この通り建物も現存していました。

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この、看板を探してみましたが、膨大な瓦礫の中・・・
時間も無く、ギブアップです。
ただ、左側の卓上洗濯バケツは見えたので、時間が有れば見付かる可能性があります。
そうこうしている内に、風が冷たく変わり、雲も出始めたので急いで撤収・・・
再び、つり橋を渡り獣道を辿って、入り口へと戻りました。

ある意味廃墟なので、年数を追う毎に崩壊はして行くのは当たり前です。
ただ、余りにも急すぎる変わり様・・・
自然の前には、無力です。
来年の雪解けの季節に、また尋ねて見ますが、つり橋が残ってるかがキーポイント。
残ってなければ、渡河が非常に難しくなります・・・
また、来年に到達できる事を信じて、今年の田代納めでした。


鉄道コム
コメント
この記事へのコメント
ご苦労さまでした。
昔、訪れた場所が廃墟になるのはとても残念です。

30年前はこんな風景でした。

あの日の、田代元湯 やまだ館

http://www.youtube.com/watch?v=XM6GGykUoOI
2012/11/24(土) 18:56 | URL | がっちゃん #mam6CPIQ[ 編集]
がっちゃん様、コメント頂きありがとう御座います。

私も、この動画を見て初めて現役姿のやまだ館を知ることが出来ました。
そして、廃墟となってしまったやまだ館に当時の姿を思い馳せて居たのですが・・・
ついに、全壊となってしまい、残念です。
やはり、人の手を離れてしまうと、急速に傷んで行くのが良く分かりました。
出来れば、現役当時に行ってみたかったです。

貴重な姿を残しておいて頂きありがとう御座います。
2012/11/24(土) 21:45 | URL | 友蔵 #-[ 編集]
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